外壁のお掃除
外壁掃除は必要?自分でできる方法、プロに頼むメリットまで徹底解説
家の外壁の汚れが気になり始めていませんか?
住まいの外壁は、家の見た目の印象を左右するだけでなく、建物自体の資産価値や耐久性にも大きく関わります。
外壁の汚れを放置すると、塗装の劣化が早まったり、雨漏りが発生したりする恐れもあるため、定期的な外壁掃除が欠かせません。
この記事では、外壁掃除が必要な理由から自分でできる外壁掃除の方法、プロに依頼した際のメリットまで、詳しく解説します。
大切な家の外壁をキレイな状態で維持するために、ぜひ参考にしてください。

目 次
外壁掃除が必要な理由とは?

外壁掃除は、家の見た目をキレイに保つだけでなく、住まいの資産価値を守り、長く快適に住み続けるためにも必要なメンテナンスです。時間の経過とともに目立ってくる汚れをそのまま放置すると、外壁の劣化を早める原因となるかもしれません。
また、建物の外壁は多くの人の目につきやすい部分だからこそ、家全体の印象や、そこに住む人の印象にも大きく関わってきます。
ここでは、外壁掃除が必要な理由をわかりやすく解説します。
建物の見た目をキレイに保つ
外壁は家の「顔」として、見た目の印象を大きく左右する部分です。
いくら室内が整っていても、外から見たときに外壁が黒ずんでいたり、カビやコケが目立っていたりすると、住まい全体が古びて見えてしまいます。
一方で、外壁が明るく清潔な状態で保たれていれば、家全体がキレイに手入れされているように見え、来客や近隣住民によい印象を与えられるでしょう。
特に外観の様子から管理状態がわかりやすい戸建て住宅では、定期的な外壁掃除が欠かせません。
外壁の汚れは劣化が進む原因になる
外壁を汚れたままにしておくと、建物の耐久性に深刻な悪影響を与える可能性があります。
例えば、北側の外壁や日当たりの悪い場所は、湿気を好むカビやコケが発生しやすい環境です。すぐに取り除かなければ、塗装の下にまで根を張り、塗膜を劣化させる原因となります。
また外壁に付着した排気ガスや油分を含む汚れも、酸化する過程で外壁材そのものを傷めてしまうため放置は禁物です。
このような汚れを見逃していると、外壁のひび割れや水漏れの発生リスクを高めます。外壁の汚れが気になりだしたら、早めに対応しましょう。
外壁の状態は資産価値に影響する
家を売却したり、賃貸に出したりする際も、建物の第一印象を決定づけるのが外観です。
室内がキレイな状態でも、外壁が汚れていたり、お手入れされていない様子が見えると、それだけで評価が下がってしまうことがあります。
反対に、定期的に外壁掃除をしている住まいは「しっかりと管理されている」という印象を与えることができます。建物の状態が良好であれば、査定額のアップが期待できるほか、購入希望者の反応もよくなるでしょう。
将来の資産価値を守るという意味でも、外壁掃除は欠かせないのです。
自分でできる外壁掃除の方法

外壁掃除というと大がかりで手間のかかる作業を想像するかもしれません。ですが、1階部分や手が届く範囲であれば、自分でも十分にお手入れすることができます。家庭にある道具を使えば、軽い汚れならしっかり落とすことができるのです。
ここでは、自分で外壁掃除をする際に必要な道具や基本的な手順、作業時の注意点を解説します。
用意するもの
- やわらかいブラシやスポンジ
- 外壁専用の洗剤
- ホースリール
- バケツ
- ゴム手袋
外壁掃除の手順
掃除を始める前に、まず外壁全体に水をかけて、表面に付着したホコリや汚れを軽く洗い
流しておきましょう。
次に、やわらかいスポンジやブラシを使って、外壁を優しくこすりながら汚れを落としていきます。しつこい汚れには、外壁専用の洗剤を使うと、より効果的です。
最後に、洗剤や汚れが残らないよう、外壁全体をしっかり水で洗い流せば完了です。
外壁掃除をするときの注意点
外壁掃除で使う洗剤は、必ず外壁専用のものを使ってください。それ以外の洗剤は、外壁の塗装や素材を傷める恐れがあります。
また、外壁掃除に高圧洗浄機を使用する際にも注意が必要です。強い水圧がかかることで、塗装が剥がれたり、外壁にダメージを与えたりする恐れがあります。特に、サイディングなどの外壁材は、メーカーも高圧洗浄機を使用しないように注意喚起しているため、手洗いで済ませるようにしましょう。
さらに、高所で作業をする場合はしっかりと安全対策を講じることが大切です。無理をすると転倒や落下の危険があります。手の届かない場所や高所での作業に不安があるときは、無理せずプロの業者に依頼しましょう。
外壁掃除の最適な頻度とタイミング

適切なタイミングで外壁掃除をすれば、汚れの蓄積や劣化の進行を抑え、外壁の寿命を延ばすことができます。
住んでいる地域の気候や環境によっても異なりますが、次のようなタイミングを目安にするとよいでしょう。
築5年が経ったとき
新築から5年ほど経過すると、外壁の汚れが目立ち始めます。このタイミングで外壁掃除をすることで、汚れのこびりつきや劣化を防ぎ、外壁を長持ちさせることが可能です。
また、掃除をする際に、ひび割れや塗膜の剥がれなど、劣化している箇所を早めに発見できる場合もあります。
外壁の汚れが目立ち始めたとき
外壁がくすんで見える・黒ずみが気になる・コケが繁殖しているなど、汚れが気になり始めたら、外壁掃除をするタイミングです。
汚れは放置するほど落としにくくなるため、気付いた段階で早めに対処しましょう。
外壁掃除をプロに任せたほうがいいケースとは

外壁掃除は自分で対応できる部分もありますが、高所での作業や落ちにくい汚れ、外壁材の種類など、状況によっては専門的な技術や機材が必要とされます。
ここでは、外壁掃除をプロに依頼するときの判断基準を解説します。
2階や屋根近くの汚れ
2階部分など高所の外壁掃除は、大きな危険をともないます。脚立を使って作業する場合でも、バランスを崩して転倒・落下してしまうリスクが高く、重大な事故につながりかねません。2階以上の外壁掃除は、絶対に自分で行わないでください。
専門業者であれば、安全かつ確実に作業してくれるので、安心して任せることができます。
なかなか落ちない頑固な汚れ
外壁にこびりついた黒ずみや、コケ・カビのように外壁材の中まで根を張る汚れは、簡単には取り除けません。力任せにこすってしまうと、外壁を傷める恐れもあります。
プロの業者であれば、専用の洗剤や特殊なブラシを使い、外壁にダメージを与えることなくしっかりと汚れを落としてくれます。
外壁が劣化している可能性がある場合
外壁の塗装は、紫外線や汚れが原因で時間の経過とともに劣化していきます。外壁の劣化が進んでいる状態で洗浄すると、塗膜の剥がれや雨漏りなどが生じる可能性もあります。
外壁に劣化の兆候が見られる場合は、自分で対応せずにプロに相談しましょう。
外壁掃除のプロは、外壁の劣化状態を正確に判断し、無理に洗浄することはありません。
おそうじ本舗の「外壁手洗い洗浄」で手軽に外壁掃除をしよう

おそうじ本舗が提供する「外壁手洗い洗浄」は、外壁の素材や汚れの種類に応じて洗剤の量や配合を調整し、専用の機材を用いてプロが丁寧に外壁を洗浄するサービスです(※1)。家庭での掃除では落としきれない頑固な汚れも、やわらかいブラシやスポンジを使った、外壁に優しい手洗い洗浄方法で効率的に落とします。
自分では掃除するのが難しい2階部分や屋根の近くなど、高い場所の汚れにも対応可能です。しつこい黒ずみやコケなど落ちにくい汚れもキレイに取り除き、細かな部分まで丹念に洗い上げるので建物本来の美しさがよみがえります(※2)。
また、必要な面だけを選んで依頼できる柔軟さも、このサービスの特徴の1つです。
「日当たりの悪い北側の壁に生えたコケやカビをキレイにしたい」「黒ずみが気になる道路に面した1面だけ掃除してほしい」といった部分的な洗浄に対応しているので、気軽に依頼できます。
作業は足場を組まずに行うため、1面あたり約2時間で完了します(※3)。かかる費用も5万円以下と比較的安価で、本格的な外壁塗装と比べて約10分の1程度のコストで済む点も魅力です。
外壁の定期的なお手入れは、汚れによる外壁の劣化や塗装の剥がれを防ぎ、外壁そのものの寿命を延ばす効果が期待できます。住まいの外見を美しく保ちたい人はもちろん「大がかりな塗装はまだ早いけど、外壁の汚れは気になる」という方にもオススメです。
外壁の汚れが目立ち始めたら、手軽に利用できるおそうじ本舗の外壁手洗い洗浄を活用してみてはいかがでしょうか。
(※1)外壁塗装の劣化が激しい場合は、作業をお断りさせていただく場合があります。
(※2)汚れの状況により、完全に除去できない場合がございます。
(※3)壁面の広さ・汚れの状況、作業環境により作業時間は前後する場合があります。
この記事の監修者
ハウスクリーニング商品開発尾崎 真
おそうじ本舗の商品・サービス開発責任者を務め、国家資格であるハウスクリーニング技能士。 住まいのお掃除のコツや、暮らしに関するテクニックなど、お家で役立つ情報について満足していただける内容の改修を行っています。
おそうじ本舗 自分でできるお掃除術 監修者について


