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更新:2023年06月29日
換気扇は空気を吸い込む性質上、空気中のホコリが付きやすく汚れやすいものです。
また、湿度が高いお風呂に設置された換気扇は、カビが非常に発生しやすくなっています。
換気扇のホコリやカビを掃除しないまま放置すると、換気効率が悪くなるだけではなく、ホコリやカビの胞子を浴室にまき散らす可能性もあるため、掃除が必要です。
本記事では、お風呂の換気扇の簡単な掃除方法とカビ予防について解説します。
お風呂場の換気扇には、浴室乾燥機能がついているタイプと、ついていないタイプがあります。
浴室乾燥機能がついているタイプは、暖房や冷房などの機能も備わっていることが多く、内部の構造も複雑です。反対に、浴室乾燥機能がなく、空気を入れ替える換気機能のみのタイプはシンプルな構造になっています。
一般的な換気扇は、本体カバーを外すと円筒状のシロッコファンが見えます。このシロッコファンが回転することで、お風呂場の空気や蒸気を吸い込み、ダクトを通して屋外に排出します。
浴室乾燥機能付きの換気扇には、シロッコファンのほかにヒーターや熱交換器など、さまざまなパーツが搭載されています。
毎日お風呂場の掃除はしていても、換気扇まで手が回らないという方は多いのではないでしょうか。
お風呂場がキレイな状態でも、毎日使っているうちに換気扇も汚れます。
ここでは、換気扇が汚れる主な原因を解説します。
換気扇は、お風呂場の空気を吸い込む過程で、空気中のホコリやチリなども一緒に吸い込んでいます。そのため換気扇の表面や内部にホコリがたまりやすく、使っているうちにどんどん汚れていきます。
カビはホコリや汚れに含まれるタンパク質を餌とし、高温多湿の場所を好みます。
お風呂場は密閉性が高く、入浴やシャワーを使用するため湿気も多いので、カビが発生する条件がそろいやすい場所です。
カビが発生しやすいという点では、お風呂場にある換気扇も同様です。
換気扇には、湿気を屋外に排出することでお風呂場の湿度を下げ、乾燥させる役割があります。また、排水口から上がってくる嫌なニオイを屋外に排出するのも換気扇の重要な役割です。
換気扇は外側からでは汚れが見えにくく、普段のお風呂掃除ではついつい見過ごしてしまいがちです。しかし、換気扇の汚れを放置してしまうとさまざまな問題が起こりやすくなります。
ここでは、換気扇の掃除が必要な理由について解説します。
換気扇を掃除せずにいると、換気扇の内部にたまった汚れを養分にしてカビや菌がどんどん繁殖してしまいます。
その状態で換気扇を回すと、カビや菌がお風呂場にまき散らされ健康被害につながることもあります。
外側からは見えなくても、長い間掃除していない換気扇の内部には、ゴミやホコリがたまっています。
あまりにも多くのホコリがたまっていると、換気扇を回していないときでもゴミやホコリの塊がお風呂場に落ちてくる場合があります。
換気扇にゴミやホコリが大量にたまると、空気を吸い込む力が弱まり、換気効率が悪くなります。
換気効率が落ちるとお風呂場の湿気を十分に排出できず、より一層カビや菌が繁殖しやすい環境を作り出してしまいます。
換気扇の汚れがあまりにもひどいと、たまったゴミやホコリ、カビなどが塊になり換気扇の働きを邪魔するため、異音が発生することがあります。
換気扇に余計な負荷がかかった状態で使い続けることは、不具合や故障の原因にもなります。
換気扇の掃除は、月に1回程度お風呂掃除と一緒に行うのがおすすめです。
ここでは、ご家庭でできる換気扇の掃除方法を解説します。
なお、お風呂場の高いところに設置されている換気扇の掃除を、浴槽の縁に乗った状態で行うことは絶対にしないでください。
安定した足場を確保せずに不安定な体勢で掃除を行うと、滑ってけがをする危険があります。
どうしても手が届きにくい場合は、無理をせずプロに依頼しましょう。
【準備するもの】
マスクやメガネを使用すれば、ホコリの吸い込みや目に入るのを防げます。
手が届かない位置に換気扇がある場合は、脚立や椅子もあると便利です。
安全に掃除を行うために、床や壁の水滴はあらかじめ拭き取っておきましょう。
浴室乾燥機能が備わっているタイプの換気扇は、構造が複雑なためご家庭で掃除するのは大変です。
本体カバーが固定されていて取り外せないタイプも多いため、本体カバーの表面とフィルターのみの掃除で済ませましょう。
最初に換気扇の電源を落とします。
次に、本体カバーの表面についたホコリを掃除機で吸い取ってください。こびりついて吸いきれないホコリは、ぬらして固く絞ったタオルや雑巾で拭き取ります。
換気扇本体の側面からフィルターを引き出して取り外し、フィルターに付着している汚れを掃除機で吸い取ります。
掃除機だけでは取れない汚れはシャワーを使い水で洗い流しましょう。
頑固な汚れは中性洗剤をかけてスポンジや歯ブラシでこすって落とします。洗剤を使ったあとは水でしっかりとすすいでください。
洗い終わったら、乾拭きや陰干しをして完全に乾燥させてから元の位置に戻します。
浴室乾燥機能がついていないタイプの換気扇は、構造がシンプルで本体カバーを取り外せるものがほとんどです。
換気扇のメーカーによっては構造が異なる場合があります。ここで紹介している方法で取り外せない形状の場合は、説明書で確認しながら作業を行ってください。
最初に換気扇の電源を落とします。
本体カバーの縁に指をかけ、下方向へ引っ張ります。
換気扇本体に本体カバーを固定しているV字型のバネがあるので、このバネをつまみながら本体カバーを引っ張り、取り外してください。
本体カバーを取り外したら、表面についたホコリを掃除機で吸い取ります。
掃除機で取りきれなかった汚れは、水拭きや水洗いをして落としましょう。
汚れがひどい場合は、中性洗剤をかけてスポンジや歯ブラシで汚れを落としたあとに水でしっかりとすすいでください。
洗い終わったら、水分を拭き取り、乾拭きや陰干しをして乾かしてから元に戻します。
浴室乾燥機能付きと同じく、取り外して掃除機でホコリや汚れを吸い取ったあとに、中性洗剤で洗ってください。
汚れが落ちたら水でよくすすぎ、しっかりと乾燥させてから元の位置に取り付けます。
日ごろからこまめに換気扇を掃除していても、取りきれない汚れが残っていたり、見えない部分でカビや菌が繁殖していたりすることがあります。
特に浴室乾燥機能付きの換気扇は、構造が複雑なぶん自分で掃除できない箇所が多く、汚れが残りやすくなっています。
また、換気扇内部のシロッコファンの掃除は分解して行う必要があり、取り外した後に元に戻せなくなる可能性があるため、素人が自分で掃除することはおすすめできません。
ご家庭で掃除するのが難しい換気扇の内部は、1年に1回プロの業者に依頼して、すみずみまでキレイに掃除してもらいましょう。
お風呂の換気扇は掃除を忘れがちな箇所ですが、換気扇の内部やフィルターに汚れがたまってしまうと掃除の手間がかかるので、普段から汚れがたまらないように定期的に掃除するように心がけましょう。
換気扇の本体カバーにホコリがついていれば、表面を簡単に拭き取るだけでも換気扇内部にホコリが入る量を軽減できます。
また、普段の浴槽掃除に加えて、水切りワイパーなどで浴室全体の水気を取り除けば簡易的なカビ予防にもなります。窓がある場合は、入浴後に窓を開けて換気することで湿気を外に逃がせます。
普段のお手入れと、換気扇掃除を定期的に行い、お風呂をより清潔な空間にして入浴を楽しみましょう。
ハウスクリーニングのプロ・おそうじ本舗では、構造が複雑で、掃除するには専門的な知識と技術を必要とする浴室乾燥機能付き換気扇のクリーニングも行っております。
おそうじ本舗独自のノウハウで各部品を分解し、徹底的に洗浄することで、換気扇内部のカビや汚れを除去します。
換気扇がキレイになると、お風呂場をしっかりと乾燥させられるため、カビや菌が繁殖しにくい清潔な状態を維持できます。
換気扇のカビや汚れが気になる方や、ご家庭での掃除が難しいと感じている方はぜひ一度お試しください。
おそうじ本舗の浴室乾燥機クリーニングは、卓越した技術力で分解して掃除が難しい浴室乾燥機の内部までキレイにし、ホコリやカビなどの汚れを徹底的に洗浄します。浴室乾燥機クリーニングをしてカビが生えやすいお風呂場を清潔に保ちましょう。
おそうじ本舗の浴室乾燥機クリーニングは、卓越した技術力で分解して掃除が難しい浴室乾燥機の内部までキレイにし、ホコリやカビなどの汚れを徹底的に洗浄します。浴室乾燥機クリーニングをしてカビが生えやすいお風呂場を清潔に保ちましょう。