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更新:2022年01月11日
エアコンを使っているときに、嫌な臭いが気になることはありませんか? エアコンの掃除をしても、臭いがなかなか消えないと、なんとかしたいと思う方は多いはず。特に、エアコンを使うことが多いシーズンは、エアコンの臭いの悩みをいち早く解消したいですよね。
そこで、エアコンの嫌な臭いの種類と原因、対処法・対策などをまとめてみました。臭いの種類や原因によって、対処法や対策も異なります。掃除をしたのにいっこうに臭いが消えなかったという方は、臭いの種類や原因に合った掃除法ではなかったのかもしれません。
本記事を参考にして、エアコンの嫌な臭いの種類と原因を突き止めた上で、エアコンの臭い対策をしてみてください。きっと、嫌な臭いに悩まされることもなくなるでしょう。
目 次
エアコンを使うときに、なんだか嫌な臭いがしたことはありませんか? 快適に過ごしたいのに、エアコンの嫌な臭いで不快になることは避けたいもの。まずは、臭いの種類と原因を把握しましょう。
エアコンの嫌な臭いは、主に3つあります。
エアコンを送風運転にして、嫌な臭いがどれに当てはまるか確認してください。次は、臭いの原因について1つずつご紹介します。
生乾きの臭いの原因は、主に雑菌です。エアコン内部に水分が溜まると雑菌が増えてしまい、臭いの原因成分を発生させることになります。さらに、悪臭成分がエアコン内部の水分に触れることで、生乾きの臭いがする悪臭成分が飛びやすくなることが考えられます。
ドブのような臭いの原因は、主に2つ考えられます。1つ目は、カビです。エアコン内部は安定した室温・カビが大好きな水(結露水)があるため、カビにとっては格好の住環境といえるでしょう。エアコン内部にカビが発生すると、ドブ臭くなることがあります。
ただし、臭いの発生源は、カビだけではありません。放線菌も発生源として考えられます。カビ・放線菌などは、自分で行う拭き取り清掃では完全に除去しきれない可能性が高いため、プロにエアコンクリーニングを依頼することをオススメします。
2つめは、ドレンホースの不具合です。室外に出ているドレンホースには、屋外へエアコンの水分を排出する働きがあります。ドレンホースが詰まっていたりヘドロ状のものが溜まっていたりすると、ドブのような臭いがエアコンへと入り込むことがあります。また、エアコンの室外機の近くに溝などがある場合は、溝の中の汚れた水の臭いが室内に入ってくることもあります。その結果、エアコンをつけたときに、ドブの臭いが部屋に送り出されることがあるのです。
酸っぱい臭いは、いくつかの成分が組み合わされたことで生じます。具体的にはカビや雑菌などの臭いに、ホコリや室内機の汚れなどが混じることで酸っぱい臭いに感じることがあります。
この場合、消臭スプレーを使っても臭いをごまかせないことがほとんどで、カビそのものを除去しないと臭いは改善されません。フィルターの奥にあるフィンやファンなど掃除しづらい場所は、カビが長くとどまりやすく、さらにカビそのものを除去しても、部屋が不衛生だと酸っぱい臭いはなくならないでしょう。
エアコンの臭いを放置すると、様々な不具合が生じやすくなります。主な不具合は以下の通りです。
カビや雑菌の繁殖に伴い、エアコンの臭いも酷くなっていきます。エアコンの吹き出し口からカビの胞子やホコリの粒子が出てくるので、健康トラブルを引き起こすリスクもあります。
フィルターにホコリが溜まっていると目詰まりしてしまい、空気を取り込みづらくなります。その結果、エアコンの風量が弱まる・風量にムラがでるという状況を引き起こしやすいのです。エアコン内部にも負担がかかるため、故障の原因になることもあります。
エアコン内部にある熱交換器が汚れていると、温度調整がうまくできなくなります。熱交換器は、空気を冷やしたり温めたりする大事な場所です。ここにホコリなどの汚れが付着すると、エアコンをつけているのに冷えない、もしくは温まらないという状況になりやすいのです。
エアコン内部にあるドレンパンにホコリなどの汚れが溜まっていると、結露水が漏れることがあります。ドレンパンとは結露水を溜める受け皿のことです。ここに汚れが溜まっていると、水が流れにくくなってしまいます。水漏れを防ぐために定期的にプロに依頼して分解洗浄してもらいましょう。
エアコンの使用年数が長くなると、どうしても劣化・故障しやすくなるもの。エアコン内部が汚れていると、さらに劣化・故障しやすくなるでしょう。故障するのは1箇所とは限らず、複数箇所のこともあります。もちろん新品のエアコンであっても、負担がかかりやすくなる可能性があります。
エアコンの臭いを解消するためには、臭いの原因をエアコン内部から取り除く必要があります。臭いを解消する方法は、主に2つあります。気軽にできる方法と、本格的に行う方法がありますが、臭いで深刻に悩んでいる方は本格的に行う方法をオススメします。
エアコンには、様々な汚れやホコリが付着しています。こまめに掃除をしないと、汚れやホコリが原因でカビが増殖しやすくなるのは避けられません。このカビが臭いの原因になることが多いと言われています。まずはエアコンを簡単に掃除してみましょう。
エアコン掃除を自分で行うオススメの掃除方法をご紹介します。自分で掃除できる箇所はフィルターと吹き出し口です。家庭でも簡単にできる掃除方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
まずはフィルター掃除です。用意するものは、キレイなタオル2枚・台所用の中性洗剤・古い歯ブラシの3つのみです。エアコンにフィルターが付いている状態のまま、ホコリを掃除機で吸い取りましょう。フィルターを丁寧に外したら、表側からそっと掃除機をかけます。その後、裏面からシャワーをかけて水洗いして、乾いたタオルでフィルターを挟むようにしながら、ポンポンと拭きます。水分を残すとカビの原因になるので、しっかりと拭き取りましょう。
エアコンのフィルター掃除が終わったら、次はエアコンの吹き出し口の掃除です。割りばしにキッチンペーパーを巻き付けたもの(お掃除棒)・台所用中性洗剤の2つを用意してください。
はじめにエアコン室内機の横にあるコンセントを抜きます。次に吹き出し口にあるルーバーを手で回します。その後、吹き出し口の中をお掃除棒で拭いていきましょう。このとき、奥にあるフィンを傷つけないように気を付けてください。
いざ自分で掃除を始めたものの、手が届かないときや自信がないときは、無理に作業しないようにしましょう。
詳細はこちら:自分でエアコンを掃除する方法を徹底解説!簡単に作れる掃除道具も紹介
自分で掃除をしたけれど、まだエアコンが臭うときは、汚れを除去しきれていないことが多いです。エアコン内部のカビやホコリを除去したいときは、プロの業者にお任せしましょう。
おそうじ本舗のエアコンクリーニングは、カバーやフィンを分解した上で、大量の水や洗剤を使って丸洗いするので、自分では手の届かないところにあるカビやホコリもキレイに除去してくれます。エアコン内部をキレイに掃除することは、臭いの解消に効果的です。
やはり大事なのは、掃除した後の日々の臭い対策です。せっかくエアコンがキレイになったのに臭い対策をしなかったら、またすぐに嫌な臭いで悩むことになりかねません。日頃から、臭いが付きにくい状態を保つのが理想的です。
ここでご紹介するエアコンの臭い対策は、どれも日常的にできるものばかり。早速、今日から毎日の習慣に取り入れてみませんか?
湿気の多い夏はエアコン(冷房)を切った後、約1時間送風運転をしてください。エアコン(冷房)の使用後は、エアコン内部に結露が溜まっています。そのままにするとカビが増殖する原因となりますが、送風運転で結露を除去することができるのです。
嫌な臭いの原因はカビということが多いため、エアコン内部にカビが増殖しないよう、送風運転するようにしましょう。エアコンの除湿を使用したときも、同じように送風運転することをオススメします。
エアコンの嫌な臭いの1つは、部屋にこもった生活臭です。こまめな換気をして部屋の空気を一掃することで、カビの増殖源となるホコリなどをエアコンが吸い込みづらくなります。日頃から、こまめな換気を心がけましょう。
特に運転開始してからの10分間は、窓を開けておくことが大事です。運転開始直後は最もカビの胞子が吹き出しやすいと言われています。最初の10分は、窓を開けて換気するようにしてください。
冬の寒い時期に窓を開けての換気は、できたら避けたいものですよね。暖房を使用しているときは、窓を開けずに換気扇や24時間換気システムを活用しましょう。
キッチンの換気扇は排気量が大きいため、湯気や油を吸い込むだけでなく、ホコリなども吸い込んでくれます。
また、24時間換気システムなどの常時作動もオススメします。2003年7月以降に着工された一般的な住居には原則、機械換気設備(いわゆる24時間換気システムなど)の設置が義務付けられており、換気扇から汚れた空気を排出する一方で、部屋の壁や天井の換気口から屋外の空気を取り込める仕組みになっています。24時間換気システムがある場合は、部屋の換気口を閉じていないか確認してみてください。
エアコンの臭いが気になって、市販のエアコン用消臭スプレーを吹きかけたことがある方も多いのではないでしょうか? 消臭スプレーはあくまで「一時的に臭いを軽減するもの」であり、「エアコンの臭いの原因を取り除くもの」ではありません。根本的な解決にはなりませんので、オススメしません。
本格的なエアコンクリーニングは、やはりプロにお任せするのが安心です。おそうじ本舗のエアコンクリーニングならば、全メーカー・全機種のエアコン(壁掛けタイプ)に対応可能です(天井埋込タイプも一部対応可能)。プロの技術と専用機材で、エアコンのカビ・汚れ・雑菌を徹底的に除菌洗浄(※全ての菌を除去するものではありません)します。
オプションが豊富なのもおそうじ本舗の特色で、防カビチタンコーティング(※全てのカビを抑制するものではありません)やスチーム除菌(※全ての菌を除去するものではありません)、室外機クリーニングなどさまざま。「エアコンを長持ちさせたい」「キレイにとことんこだわりたい」など、色々なニーズに応えてくれます。
もちろん、汚水や洗剤の飛び散りで部屋が汚れないようエアコンや床、家具をしっかりと保護します。全スタッフがハウスクリーニングのプロなので、仕上がりにもきっと大満足! エアコンが本格的に活躍するシーズンの前に、エアコン内部の汚れや臭いをなくしておきたいもの。ぜひ、おそうじ本舗にエアコンクリーニングをお任せください! 無料お見積りをご依頼希望の場合は、当サイトのHP内にあるお見積りカートをご利用ください。
おそうじ本舗のエアコンクリーニングは、卓越した技術力と専用機材を駆使してエアコンのニオイやカビ、汚れ、さらに雑菌まで徹底的に分解洗浄。完全分解洗浄は、洗浄の妨げになる部品を完全に取り外してエアコンの隅々まで徹底的に洗浄します。
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