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エアコンクリーニングの「完全分解洗浄」とは?通常のエアコンクリーニングとの違いを解説

エアコンクリーニング2台以上のご注文で1台あたり1,100円お得
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エアコンクリーニングを行う場合、エアコンの本体カバーやルーバーなどエアコンの外側から見えているパーツを外して分解する必要があり、分解してからエアコンの内部やパーツを洗浄します。このことを分解洗浄と言います。

では「完全分解洗浄」と通常のエアコンクリーニングの「分解洗浄」とでは、どのような違いがあるのでしょうか?

どちらも分解して洗浄すること自体に違いはありませんが、どこまで分解するかに違いがあります。

完全分解洗浄では、通常のクリーニングでは分解しないドレンパンと送風ファンまで完全に分解するため、掃除しにくいアルミフィンの裏面など隅々まで洗浄できるというメリットがあります。
通常のエアコンクリーニングとの差をわかりやすくするため、おそうじ本舗では「完全分解洗浄」と表記しています。

それでは、分解洗浄と完全分解洗浄の違いを詳しくご説明します。

エアコンクリーニングの「完全分解洗浄」とは?通常のエアコンクリーニングとの違いを解説

エアコンクリーニング「分解洗浄」と「完全分解洗浄」の違い

エアコンクリーニングの基本的な手順は、「分解洗浄」「完全分解洗浄」どちらも同じ流れです。
エアコンクリーニングは以下のような手順で進めていきます。

  1. エアコンの動作確認を行った後に、養生・分解作業を行います。
  2. 高圧洗浄機でエアコンを洗浄し、分解した各パーツも洗浄します。
  3. 乾燥させてから、分解したパーツを組み立て直します。
  4. 再度、動作確認を行って問題がないか確認します。

ただし、分解洗浄と完全分解洗浄では、②と③で分解・組み立てを行うパーツが異なります。
それでは、分解洗浄と完全分解洗浄の違いについて詳しくご説明します。

分解洗浄

エアコンクリーニング分解洗浄

分解洗浄とは、内部部品を取り付けたまま洗浄することです。本体カバーやルーバー、フィルターのみ分解を行うので、ドレンパンと送風ファンは取り付けたまま、エアコン専用の高圧洗浄機で丸ごと洗浄します。
この方法でもだいたいの汚れは落ちますが、各パーツの細部の汚れまでは落としきれません。

完全分解洗浄

エアコンクリーニング完全分解洗浄

完全分解洗浄は本体カバーやルーバー、フィルターの他に、ドレンパンと送風ファンも取り外してそれぞれのパーツごとに洗浄を行います。
分解することで各パーツの隅々まで洗浄できるため、ニオイの元となるエアコン内部の汚れやカビを細部まで綺麗に洗浄することができます。

完全分解洗浄のメリット・デメリット

完全分解洗浄のメリット・デメリット

完全分解洗浄には、メリットだけでなくデメリットもあります。エアコンクリーニングで完全分解洗浄を依頼したい場合は、メリットとデメリットの両方を把握しておくとよいでしょう。

完全分解洗浄のメリット

各パーツを分解して洗浄するので、洗浄残しがほぼありません。

完全分解洗浄の場合、ドレンパンと送風ファンを取り外すことでエアコン内部の裏側がむき出しになり、通常のクリーニングでは掃除しにくい裏側まで綺麗に洗浄できます。

汚れやカビが蓄積しやすいドレンパンや送風ファンもパーツごとに洗浄できるため、細部の汚れが落としやすくなります。

通常のエアコンクリーニングよりも各段に綺麗になるので、エアコン内部を徹底的に掃除したい場合は、完全分解洗浄をおすすめします。

完全分解洗浄のデメリット

完全分解洗浄は通常のエアコンクリーニングより分解・組み立てするパーツが多いので、作業時間が長くなります。また、作業工程が多い分価格も高くなります。

エアコンクリーニングを自分でしてはいけない理由とは?

エアコンクリーニングを自分でしてはいけない理由とは?

エアコンクリーニングは自分で行わずに専門の業者に依頼しましょう。

ウェブサイトや動画でエアコンの分解・洗浄を行う方法が紹介されていますが、メーカーや機種によってエアコンの取り付け方法が異なります。仮に分解できても元に戻せないケースもあるので、専門知識がない場合は自分で分解しない方がよいでしょう。

また、洗浄中に電気部品に水や薬剤がかかると故障につながり、修理や買い替えになることもあります。
最悪の場合、トラッキング現象により発火してしまい火災になることもあります。

故障や事故を防ぐためにも、エアコンクリーニングはプロにお任せすると安心です。

エアコンの完全分解洗浄を依頼する際の注意点

エアコンの完全分解洗浄を依頼する際の注意点

エアコンの完全分解洗浄を業者に依頼する前に、以下の2点に注意しておくとよいでしょう。

依頼する時期を検討する

エアコンクリーニングを依頼する時期は、適度な気候で繁忙期ではない時期をおすすめします。

エアコンクリーニングをしている間はエアコンを使用することができません。
したがって、真夏や真冬は避けた方がよいでしょう。特に真夏は、エアコンを使わない状態で数時間部屋にいると、熱中症になる恐れがあります。
また、6月中旬〜8月上旬はエアコンクリーニングの依頼が多い繁忙期、11月中旬〜12月下旬は年末の大掃除でハウスクリーニング全体の繁忙期です。繁忙期は希望日時の予約を取りにくいことがあります。

一方で、1月〜5月頃、8月後半〜11月前半の閑散期は予約が取りやすく、繁忙期より安い価格で対応してくれる業者が増えるのでおすすめです。

完全分解洗浄の所要時間を考慮する

分解や洗浄作業にかかる時間は2〜3時間程度ですが、業者によって差があります。分解したパーツの取り付けや乾燥時間も入れると、時間に余裕を持っておいた方がよいでしょう。

エアコンクリーニングが必要な理由

エアコンクリーニングが必要な理由

エアコンクリーニングは、年1回を目安に行うことをおすすめします。
なぜエアコンクリーニングが必要なのかについてご説明します。

ホコリなどの汚れが溜まりやすい

エアコンは室内の空気を吸い込み、温度を調整して放出します。その際に空気中のホコリも一緒に吸い込んでしまい、エアコン内部にはホコリなどの汚れが溜まりやすくなっています。エアコン内部を清潔に保つためには、エアコンクリーニングが欠かせません。

エアコン内部はカビが増殖しやすい

エアコンの内部は高温・高湿度でカビが繁殖しやすい条件が揃っています。
特に梅雨〜夏の時期にかけては、最もカビが増殖しやすい時期です。
エアコン内部のカビを綺麗に除去するにはエアコンクリーニングが必要です。

エアコンから出る風が臭くなる

エアコンから出る風が臭いと感じたら、エアコン内部がホコリやカビで汚れているサインです。エアコンのニオイの原因は、そのほとんどがエアコン内部のカビや汚れです。

汚れが溜まるとエアコンの運転効率が下がる

エアコン内部に汚れが溜まると、エアコンの空気を吸い込む力も、空気を吹き出す力も弱まってしまいます。
エアコンの運転効率が下がり、部屋が冷えにくくなったり暖まりにくくなったりするでしょう。余計な電力の消費も増えて、電気代が高くなる可能性もあります。

エアコンから出る汚れた風は身体に悪影響

エアコンが汚れているということは、エアコンから出てくる風も汚れているということです。エアコンから吹き出る風にホコリやカビ・雑菌などが含まれていることが考えられます。

ホコリやカビが含まれた空気を体内に吸い込むと、健康被害を引き起こすリスクも高まります。
免疫力が低い高齢者や小さな子供、アレルギー体質の方がいるご家庭は、特に注意が必要です。

日頃のお手入れでエアコンの汚れを予防

日頃のお手入れでエアコンの汚れを予防

日頃からできる簡単なお手入れで、エアコンが汚れるのをなるべく予防しましょう。

2週間に1度のフィルター掃除

フィルターが汚れて目詰まりするとエアコンの運転効率が低下しやすくなるので、2週間に1回のペースでフィルターの掃除をするとよいでしょう。

フィルターの掃除方法は、まずフィルター表面のホコリを掃除機で吸い取ります。
エアコンからフィルターを取り外したら、フィルターを水洗いします。フィルターを洗う際には裏面、表面の順で水をかけます。ホコリはフィルター表面側についているため、裏面から水をかけることで、ホコリが落ちやすくなり目詰まりを防ぐことができます。
頑固な汚れは、スポンジや柔らかいブラシでこすり洗いしてください。細かい汚れは、綿棒や歯ブラシを使って洗います。
フィルターの水切りをしたら、綺麗なタオルなどで水分を拭き取ってください。ポンポンと軽く叩くようにするのがポイントです。その後、陰干しをします。
フィルターが完全に乾いたら、エアコンに取り付けて終了です。

お掃除機能付きエアコンの場合は、ダストボックスにフィルターのホコリを溜め込むので、ダストボックスも定期的に掃除する必要があります。掃除の頻度や掃除方法は機種によって異なるので、取扱説明書を確認してください。

本体カバーなどエアコン外側の掃除

エアコンの本体カバー外側についているホコリなどの汚れは、固く絞った雑巾でやさしく拭き取ってください。

簡単に落ちない油汚れなどは、アルカリ電解水やセスキ炭酸ソーダなどを染み込ませた布で拭き取ると落としやすくなります。

エアコン本体に洗剤などを直接噴きかけるのはNGです。エアコンは精密機器なので、故障の原因になりかねません。

こまめに換気する

1日に数回換気をして、なるべく室内の空気を入れ替えるようにしましょう。

エアコンは室内の空気を吸い込むという特徴があるため、室内のニオイやホコリを減らすために換気も有効な方法です。

冷房を切った後、1時間程度送風運転を行う

冷房を切った後に1時間程度送風運転をするとエアコン内部を乾燥させることができ、カビ予防になるのでおすすめです。

冷房稼働中は、アルミフィンが結露によって濡れるため、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。結露で濡れたアルミフィンを乾燥させるために、冷房使用後は送風運転でエアコン内部を乾燥させましょう。

おそうじ本舗のエアコンクリーニング完全分解洗浄

アルミフィンの裏側にある送風ファンや結露水を受け止めるドレンパンは、ホコリなどの汚れが付着しやすいパーツです。
長期間掃除を怠ると、カビや雑菌が繁殖して臭いニオイの原因にもなります。

おそうじ本舗のエアコンクリーニング完全分解洗浄は、ドレンパンと送風ファンも完全に分解することで、通常のエアコンクリーニングでは落としきれないエアコンの細部の汚れやカビを徹底除去します。

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この記事の監修者

ハウスクリーニング商品開発尾崎 真

おそうじ本舗の商品・サービス開発責任者を務め、国家資格であるハウスクリーニング技能士。 住まいのお掃除のコツや、暮らしに関するテクニックなど、お家で役立つ情報について満足していただける内容の改修を行っています。

おそうじ本舗 自分でできるお掃除術 監修者について