0
更新:2022年07月29日
エアコンを起動しても、部屋が全然冷えなかったり暖まらないと感じたりした経験はありませんか?
エアコンを起動しているのに、部屋が冷えない・暖まらない場合には故障を疑うものですが、その他にもエアコンの効きが悪くなってしまう原因はいくつかあります。
本記事では、エアコンの効きが悪くなる原因と対処法をご紹介します。
エアコンが冷えない・暖まらないと感じたときは、まずはエアコンの設定を確認しましょう。
それでも解決しない場合は、以下の原因が考えられます。
エアコン内部やフィルターにホコリなどの汚れが溜まると、室内から取り入れた空気をスムーズに循環させることができず、エアコンの効きが悪くなります。
特に、エアコンから出る風のニオイがカビ臭いと感じたときは、エアコン内部がかなり汚れているサインです。
部屋が冷えない・暖まらないと感じたら、エアコンの室内機が汚れていないか確認しましょう。
エアコンの室外機が汚れていたり、周囲に物があったりすると冷媒ガスが運んできた熱をうまく排出できず、室内が冷えない・暖まらない原因となります。
また、室外機に直射日光が当たっている場合も熱が逃げづらくなり、冷房の効果が低下します。
エアコンは部屋の広さに応じた適切な畳数が設定されています。
部屋の広さに見合っていない性能の低いエアコンを設置している場合は、部屋が冷えない・暖まらない原因になります。
冷媒ガスは、エアコンの室内機と室外機を繋ぐ配管内に充填されています。
この冷媒ガスがどこかから漏れていると、冷房をつけていても出てくる風が冷たくない、暖房の風が暖かくないといったトラブルに繋がります。
原因①~④のどれにも当てはまらない場合は、エアコンが故障している可能性があります。
上記の場合は、エアコンの故障や寿命が原因かもしれません。
それでは、エアコンが冷えない・暖まらないときの原因に応じた対処方を解説いたします。
まずは、エアコンをキレイに掃除しましょう。
室内機の汚れが原因なら、掃除することで風量が改善して熱交換の効率が上がり、冷えない・暖まらないといったトラブルが解決します。
室内機のフィルター、本体カバーの外側などは自分で掃除することが可能なので、定期的に掃除しましょう。
エアコン内部の掃除は分解しないとできないため、プロの業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう。
室外機の周りに物がある場合は、排熱の邪魔にならないように別の場所に移動しましょう。吹出口から30㎝は離すようにしてください。
また、室外機に直射日光が当たっている場合は、夏場ならすだれなどの日よけをつけると冷房効率が上がります。
室外機を自分で移動したり内部を掃除したりすると冷媒ガス漏れや故障の原因となるので、必要に応じてプロの業者に点検や掃除を依頼しましょう。
部屋の広さに見合わないエアコンのままでは、部屋が冷えない・暖まらないといったトラブルを解決することは難しいと言えます。
部屋の畳数に合う性能のエアコンに買い換えるなどの対応が必要です。
冷媒ガスが漏れている場合は、配管の修理と冷媒ガスの充填をする必要があります。
ガス漏れの原因は取り付け時の施工ミスや配管の劣化などが考えられますが、冷媒ガスが漏れているかの確認は素人では難しく、ガスの取り扱いも大変危険で専門的な知識と技術が必要なため、プロの業者に依頼しましょう。
エアコンの故障が考えられる場合には、専門業者に修理を依頼する必要があります。
保証期間内なら、メーカーに問い合わせてみましょう。
また、耐用年数を超えて使っているエアコンは寿命を迎えている可能性が高く、修理してもすぐに壊れたり、必要以上の電力を消費したりするので、買い替えも検討しましょう。
エアコンは構造上内部にホコリなどの汚れが溜まりやすく、使用状況によっては1年でかなり汚れてしまいます。汚れが原因でエアコンの効きが悪くなるケースが多く、冷えない・暖まらないといったトラブルが起こりやすくなります。
エアコンクリーニングで内部をキレイに洗浄すると、多くの場合エアコンの効きが改善します。
その他、臭いニオイや水漏れなども汚れが原因で起こることがあるので、そういったトラブル回避にもエアコンクリーニングは有効です。
年に1回を目安にエアコンクリーニングを行うことをオススメします。
また、エアコンの室外機の掃除が可能な業者もあります。室内機はもちろんですが、室外機の掃除も一緒に行うとよりトラブル回避に繋がるので、エアコンクリーニングを依頼する際は室外機の掃除も検討しましょう。
自分でも掃除出来る箇所は定期的に掃除を行うなどして、エアコンの効きが悪くならないように普段から気をつけておくことを紹介します。
エアコンの前面パネルを開けて、フィルターは付けたまま掃除機で表面のホコリを吸い取ってから、フィルターをエアコンから外します。こうすることで、フィルターに付着したホコリが舞うのを防ぎます。
フィルターは目詰まりを防ぐために、まずは裏面からシャワーをあててやわらかい歯ブラシなどで優しく汚れを落とします。次に表面からシャワーをあて、汚れを洗い流します。
汚れがひどい場合は台所用の中性洗剤を使ってフィルターを洗いましょう。
水気をよく切ってから陰干しして、完全に乾いたら本体に戻して完了です。
分解はせずに、本体カバー外側の表面のホコリや汚れをキレイな布で拭き取ります。
エアコン上部の掃除には「ホコリキャッチャー」があると便利です。
ホコリキャッチャーは針金ハンガーを細長く引き伸ばし、ストッキングまたは古着をかぶせてハンガーの先を曲げて作ります。
ハンガーを折り曲げた部分でエアコンの上部を拭き取ると、簡単に掃除ができます。
本体カバー同様に、見えている範囲でホコリなどをキレイな布で拭き取ります。
風向きルーバーは、割り箸にキッチンペーパーを巻いて輪ゴムで止めた「お掃除棒」で掃除すると、汚れを拭き取りやすいです。
お掃除棒をお湯に浸けて固く絞り、エアコン内部の奥にあるフィンを傷つけないように注意しながら風向きルーバーを拭いていきます。
温度設定を極端に上げたり下げたりするとエアコンに負荷がかかり、故障に繋がりやすくなります。
特に、エアコンの電源を入れてから冷房や暖房が効き始めるまでは負荷がかかりやすいため、点け始めは外気温±5度くらいの設定温度にとどめておくと良いでしょう。
エアコンに限らず機械類は動かすのを前提に設計されているので、長期間使わないと部品が劣化や変形して故障しやすくなります。
定期的に通電することでエアコンが安定して稼働できるので、オフシーズンでも月に1度は慣らし運転を行いましょう。
慣らし運転は故障していないかどうかの確認にもなりますので、真夏・真冬になってから急にエアコンが使用できなくなるなどのトラブルも減ります。
室外機は屋外に設置されているので、風雨や砂ぼこりにさらされています。
ホコリや汚れが室外機の内部に溜まるのを防ぐために、オフシーズン中はカバーをかけておきましょう。ときどきカバーを外して、内部にゴミや虫が入り込んでいないかの確認も行いましょう。
おそうじ本舗のエアコンクリーニングは、卓越した技術力と専用機材を駆使してエアコンのニオイやカビ、汚れ、さらに雑菌まで徹底的に分解洗浄。完全分解洗浄は、洗浄の妨げになる部品を完全に取り外してエアコンの隅々まで徹底的に洗浄します。
おそうじ本舗のエアコンクリーニングは、卓越した技術力と専用機材を駆使してエアコンのニオイやカビ、汚れ、さらに雑菌まで徹底的に分解洗浄。完全分解洗浄は、洗浄の妨げになる部品を完全に取り外してエアコンの隅々まで徹底的に洗浄します。