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更新:2023年07月25日
定期的にお風呂の掃除をしていても、お風呂の床にはいつの間にか黒ずんだ汚れが発生してしまうことがあります。
お風呂の黒ずみはスポンジでこすってもなかなか落ちないので、黒ずみに困っている方も多いのではないでしょうか?
実は、黒ずみはさまざまな汚れが混ざってできるので、普段の掃除で使用している洗剤だけでは汚れが落ちにくいのです。
本記事では、お風呂の床の黒ずみをキレイに掃除する方法をご紹介します。
お風呂の床の黒ずみの原因は、主に以下の3種類です。
これらの汚れを放置すると、徐々に変色し黒ずんだ汚れになります。
お風呂で髪や体を洗ったときに出る皮脂汚れは、床に付着したまま放置すると黒ずみの原因になります。
シャンプーやボディソープで体を洗ったあとに流しきれなかった泡などのせっけんカスも、黒ずみの原因の一つです。
床の黒ずみの原因のなかでも、厄介なのが黒カビです。床に残った皮脂汚れやせっけんカスを養分として増殖し、深く根を張り黒ずみの原因になります。水回りで発生するピンク色のヌメリも、黒カビの養分となるので注意が必要な汚れです。
床の黒ずみの原因となっている汚れを落とすには、それぞれの汚れの性質に合わせて洗剤を使い分けると効果的です。
皮脂汚れやせっけんカスは、浴室用の中性洗剤を使って掃除します。
【用意するもの】
あらかじめ掃除する箇所をぬらしておき、浴室用中性洗剤をスプレーします。
ブラシでポンポンと軽くたたいて洗剤を広げてください。床面の凹凸部分にも洗剤が届くように、横ではなく縦に軽くたたくのがポイントです。
洗剤を広げた状態で2~3分放置したあと、ブラシでやさしくこすってください。
汚れをこすり落としたら、洗剤が残らないようにしっかりとシャワーで洗い流します。
掃除が終わったら換気して、水分が残らないようにお風呂全体を乾燥させましょう。
一度発生すると床材の奥まで根を張ってしまう黒カビを除去するには、カビ取り剤などの塩素系漂白剤を使用します。
【用意するもの】
【注意点】
塩素系漂白剤を使用する際は細心の注意を払い、換気を徹底してください。薬品が直接肌に触れることのないよう、ゴム手袋やメガネで肌や目を保護することも大切です。
塩素系漂白剤は、ほかの洗剤やレモン汁・クエン酸のような酸性のものと混ざると有毒な塩素ガスが発生するので、決して塩素系漂白剤の使用時には併用しないよう注意してください。
換気扇を回したり、窓を開けたりして十分に換気しましょう。
塩素系漂白剤の効果を高めるために、最初にカビ以外の汚れを取り除きます。
掃除する箇所に浴室用洗剤をスプレーし、ブラシで軽くたたきながら床をこすり洗いしてください。
力を入れてゴシゴシとこする必要はありません。ブラシ自体の重さでやさしくこするのがポイントです。
洗剤が残らないようにシャワーで念入りに洗い流したら、タオルで床を拭き、水気を取り除きましょう。
カビが生えている部分を覆うように、塩素系漂白剤をたっぷりと塗布してください。
床面は洗剤が流れてしまう心配はないので、そのまま10分ほど放置します。放置時間は漂白剤の説明書に従ってください。
放置時間が過ぎたら、塩素系漂白剤をシャワーでしっかりと洗い流します。
洗剤の成分を含んだ蒸気を吸い込む可能性があるので、洗い流すときはお湯ではなく水を使用してください。
洗剤が残らないように、ブラシで擦りながらしっかりと洗剤成分を流すことが重要です。
このとき、漂白剤が跳ねて皮膚に付着しないよう注意してください。
こすり洗い後、再度シャワーで全体を洗い流して完了です。
床の黒ずみ掃除には、毛が細く柔らかい車のボディ用洗車ブラシがオススメです。
普段車を洗うのに使っているブラシは、毛の間に土砂や砂利が残っている場合があります。車用と併用はせずに、お風呂掃除専用のブラシを用意しましょう。
詳細はこちら:お風呂(浴室)掃除に役立つ洗車ブラシでカビ・ヌメリを徹底洗浄
日常的な掃除では落としにくいお風呂の床の黒ずみは、専門の業者に任せるという方法もあります。
お掃除専門の業者なら、床だけでなく壁や浴槽など、お風呂全体をキレイに掃除してくれます。
おそうじ本舗の風呂・浴室クリーニングでは、それぞれの汚れの性質に合わせた洗剤と掃除方法で、床はもちろん浴槽・壁・天井・窓などお風呂場全体をすっきりピカピカに仕上げます。
お風呂の床に黒ずみ汚れができてしまった場合、放置するのはオススメできません。
ここでは、黒ずみ汚れを放置できない理由と、放置した場合どのようなことになるのか解説します。
お風呂の床の黒ずみを掃除しないまま放置すると、皮脂やせっけんカスなどの汚れがどんどん積み重なっていきます。
積み重なった汚れは床面にこびりついてしまうため、いずれご家庭でできる掃除の仕方では落とせなくなってしまいます。
お風呂は、湿度や温度などカビの増殖に適した環境になりやすい場所です。
さらに、お風呂の汚れの主な原因である皮脂やせっけんカス、水アカ、ピンクヌメリは黒カビの養分になるため、汚れを放置することは黒カビの発生・増殖につながります。
お風呂の汚れを養分にして黒カビが増殖した結果、空気中に漂う黒カビの胞子を吸い込み健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。
免疫力の低い子どもやお年寄りがいるご家庭では、特に注意が必要です。
お風呂の床の黒ずみを予防するには、定期的なお風呂掃除が欠かせません。
ここでは、お風呂掃除と併せて実践したい、黒ずみ汚れを発生しにくくするための予防方法を紹介します。
お風呂で入浴したあとには、皮脂汚れやせっけんカスなど、黒ずみの原因になる汚れがあちこちに付着しています。
これらの汚れを放置すると、積み重なってこびりついたり、黒カビが発生したりして床の黒ずみになっていきます。
入浴後は、シャワーで浴室内に飛び散った汚れをしっかりと洗い流しましょう。効率よく汚れを落とすには、水ではなくお湯で流すのがポイントです。
また、お湯をかけて浴室内の温度が上がったままにするとカビが生えやすくなります。最後は冷水をかけて浴室内の温度を下げてください。
お風呂の床に残った水分は、水アカやピンクヌメリが発生する原因になります。
お湯で汚れを洗い流して冷水で室温を下げたら、できる限り水分を取り除きましょう。
タオルなどで拭き取るほか、水切りワイパーやマイクロファイバー製の布などを使うと効率よく床の水分を除去できます。
水切りや拭き取りで水分を取り除いたら、浴室全体を乾燥させるためにできるだけ長時間換気しましょう。
窓がある場合は、一定時間窓を開けて換気すると早く乾燥します。
また、マンションなどで窓が無くても浴室乾燥機能がある場合は、1~2時間程度浴室乾燥機を稼働させることで浴室内が乾燥してカビ予防になります。
おそうじ本舗の浴室クリーニングは、卓越した技術力と専用機材を駆使して浴槽、シャワー、壁、床、天井、窓、扉などに付着したカビや水アカ、皮脂汚れ、石鹸カスを徹底的に洗浄。清潔で快適なお風呂を堪能できます。鏡の水アカ除去や浴室乾燥機クリーニングもオプションで対応!
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