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更新:2020年12月27日
いつでもすぐにお湯を沸かして保温ができる電気ポットは、日々の生活で役立つ便利な家電です。でも、水しか使わないはずなのに、使っているうちに汚れてしまいます。ポットから出るお湯をキレイにしておくためにも、常に清潔な状態を保ちたいですよね。そこで、ご家庭で簡単にできるポットのメンテナンス方法をご紹介いたします。
目 次
電気ポットの代表的な汚れは「水アカ」です。特にポットの内側にみられ、白く固い汚れになっています。水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分が乾くと、石のように固くなってポットの内側に付着します。最初は目に見えない程度ですが、蓄積されると白い汚れとして目に見えるようになります。
外側には、手アカやホコリ、手に付いた食べ物の汚れなどが付着します。ポットがキッチンに置いてある場合、調理時に水蒸気となった油汚れ(油煙)が付いていることもあります。油汚れが付くと、それが接着剤の働きをしてホコリなどの汚れをさらに寄せ付けてしまうため、定期的なお手入れが必要です。
電気ポットの汚れをスッキリ落とし、毎日気持ちよく使うために必要なアイテムは次の3つです。
クエン酸は、水アカを落とす場合に適しています。酸の力で固くなったミネラル成分を溶かします。柑橘類などに含まれる自然由来の成分で、サプリメントなどの栄養補助食品やドリンクなどにも使われているものなので、安心して使用できます。
アルカリ電解水は、液性が中性である水を電気分解することで、アルカリ性にしたものです。洗浄力が高まり、主に電気ポットの外側に付いた油汚れを落とす場合に使用します。
食器洗い用や浴室用などの一般的な洗剤と異なり、洗剤成分が入っていないため、二度拭きが不要です。洗剤が残る不安もないので、電気ポットのお掃除に適しています。
アルカリ電解水でお掃除する際に使用します。油汚れなどを拭き取ってそのまま捨てられるので、後処理が簡単です。
水アカには、クエン酸を使ってお掃除します。湯気やお湯で火傷をしないように注意して行いましょう。
コンセントを外したら、電気ポットに水を入れて満水にします。火傷しないように、本体が冷えていることを確認してから始めましょう。
水1リットルにつき、大さじ1杯程度のクエン酸を入れてフタをします。その後、電気ポットのスイッチを入れ、沸騰させます。沸騰したら、そのまま2~3時間保温の状態で浸け置きします。浸け置きすることで、固くなった水アカが徐々に柔らかくなっていきます。
火傷に気を付けてお湯を捨てます。細かな部分は、歯ブラシで擦ります。最後に水ですすいで乾かせば完了です。
もし水アカが残っている場合は、お湯を捨てた後に食器洗い用スポンジで擦ります。固いタワシやメラミンスポンジで擦ると、表面にキズが入ってしまう恐れがあります。
外側の手アカやホコリなどの汚れには、アルカリ電解水を使ってお掃除します。
キッチンペーパーを折り畳み、アルカリ電解水をスプレーしてポットの外側に付いた汚れを拭き取っていきます。汚れが酷い場合は、キッチンペーパーにアルカリ電解水を染み込ませたものを貼り付け、浸け置きしてから拭き取ります。
お湯が出てくる部分を覗いてみると、コップなどから跳ね返った汚れが付いている場合もありますので、忘れずにお手入れしましょう。キッチンペーパーにアルカリ電解水を吹き付け、キレイに拭き取ります。
今回ご紹介したお掃除は、ご家庭で簡単に実践できる方法です。汚れてからお掃除する考え方もありますが、汚れが酷くならないように1~2ヶ月に1度を目安にお掃除すると、キレイな状態を維持できます。清潔な状態をキープして、美味しいホットドリンクやスープを楽しみましょう。
おそうじ本舗のキッチンクリーニングは、卓越した技術力と専用機材を駆使してコンロの焦げ付きやシンク・蛇口の水アカなど、頑固な汚れも徹底的に洗浄。壁や窓、ガス台(IH)に加えて戸棚表面、グリル、排水口までしっかりクリーニングするので、快適にお料理ができます。
おそうじ本舗のキッチンクリーニングは、卓越した技術力と専用機材を駆使してコンロの焦げ付きやシンク・蛇口の水アカなど、頑固な汚れも徹底的に洗浄。壁や窓、ガス台(IH)に加えて戸棚表面、グリル、排水口までしっかりクリーニングするので、快適にお料理ができます。