キッチンのお掃除
シンク掃除|ステンレスもピカピカ!水アカ・ヌメリの落とし方と洗剤の選び方
毎日使うキッチンのシンクには、水アカやヌメリ、黒ずみが発生しやすく、気づかないうちに汚れが蓄積していきます。
「きちんと掃除しているのに白い汚れが落ちない」
「ステンレスシンクのくすみが気になる」
シンクを掃除しているときに、このような悩みを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
実は、シンクの汚れはそれぞれ性質が異なるため、タイプを見極め、適切な洗剤や手順でお手入れをしないとキレイに落とせません。
また、ステンレスは掃除の仕方を間違えると傷がついてしまうため、掃除する際には注意が必要です。
この記事では、シンク掃除の基本から、汚れ別の落とし方や洗剤の選び方、ステンレスを傷つけずに掃除するコツまで詳しく解説します。日頃のお手入れの参考にしてください。

目 次
シンク掃除の基本|まずは正しいやり方を知ろう

シンクを使ったあとに残った水滴が乾くと、白い水アカ汚れになります。水アカが蓄積すると細かい凹凸ができ、水はけが悪くなるため他の汚れも付きやすくなります。シンクをキレイな状態に保つには、こまめな掃除と水滴を残さないことが大切です。
ここでは、基本的なシンクの掃除方法を解説します。
掃除に必要な道具
- 食器用中性洗剤
- やわらかいスポンジ
- マイクロファイバークロスなど乾拭き用の布
- ゴム手袋
洗剤による手荒れを防ぐために、ゴム手袋を着用しましょう。
毎日の簡単なシンク掃除の手順
毎日のシンク掃除は、サッと洗うだけで十分です。汚れがこびりつく前にリセットする習慣をつければ、頑固な水アカやヌメリを防ぐことができます。
- 40〜50℃程度のお湯をシンク全体にかけ、1〜2分放置する
- 食器用の中性洗剤をスポンジにつける
- シンク全体をやさしくこする
- 水でしっかり洗い流す
- 乾いた布で水気を拭き取る
ポイントは、最後に水気を残さないことです。マイクロファイバークロスなど、吸水性の高い乾いた布で水滴が残らないようにシンク全体を拭き上げてください。水滴をきちんと取り除いておけば、水アカが発生しにくくなるため、毎日の掃除がラクになります。
プロが教える!シンクをピカピカにする裏ワザ
シンク掃除をラクにするプロの裏ワザは、お湯の「熱」を活用することです。
掃除を始める前に、シンク全体に50℃程度のお湯をかけておきましょう。
油汚れやせっけんカスが熱でゆるみ、ヌメリも効率よく落とせるようになります。
ただし、熱湯を使うとシンク下の排水菅を変形させたり傷めたりするおそれがあるため、必ず50℃程度にとどめ、熱すぎるお湯は使わないように注意してください。
ステンレスシンク掃除のコツ
ステンレスは丈夫な素材ですが、掃除の仕方によっては傷がつくことがあります。
以下で紹介するポイントを押さえて、やさしく掃除しましょう。
ステンレスを傷つけない掃除のポイント

ステンレスの表面には「ヘアライン」と呼ばれる細かな筋目があります。シンクを掃除するときは、画像の矢印のようにヘアラインの向きに合わせてスポンジを動かしましょう。
筋目に沿ってやさしくこすることで、表面への傷を防ぎながら汚れを落とせます。
ステンレスでやってはいけないNG行動
- ヘアラインを無視してこする
- 金属たわしなどでこする
- 研磨力の高いクレンザーやメラミンスポンジを使う
特に注意したいのは、こする方向です。ヘアラインの向きに逆らってこすると、ステンレスが傷ついてしまいます。
また、金属たわしや研磨力の高い洗剤を使うと、細かい傷がつく原因になります。ステンレスシンクを掃除するときは、表面を傷つけやすい道具や洗剤の使用は避けましょう。
汚れ別|シンクの掃除方法と洗剤の選び方

シンクの汚れは、種類に合わせて洗剤を使い分けると効率よく落とせます。
ここでは、シンクの主な汚れの特徴と、洗剤の選び方や掃除方法を紹介します。
シンクの主な汚れと特徴
見た目が似ている汚れでも、原因や性質が同じとは限りません。
汚れの特徴を知っておくと、適した洗剤や掃除方法を判断しやすくなります。
それぞれの汚れについて解説します。
| シンクの汚れ | 特徴 |
|---|---|
| 水アカ | 白くくもったような汚れ ウロコ状でザラザラしている 乾くと固くなる |
| せっけんカス | 白〜灰色のベタついた汚れ 水アカよりやわらかい 触るとヌルっとすることもある |
| 油汚れ | ベタベタしている 水では落ちにくい 他の汚れを引き寄せる |
| ヌメリ | ピンク色や透明っぽい汚れ ヌルヌルした触感 排水口に発生しやすい |
| サビ | 茶色や赤い斑点 放置すると広がる |
| カビ | 黒い点や斑点 ゴムパッキンや隙間に発生 一度根を張ると落ちにくい |
これらの汚れが蓄積すると、シンク本来の光沢が失われてしまいます。汚れに合った方法で早めに掃除することが大切です。
シンク掃除にオススメの洗剤
日常的なシンク掃除は、食器用中性洗剤で十分に対応できます。
ただし、中性洗剤だけでは落としにくい汚れもあるため、汚れの性質に合わせて洗剤を使い分けましょう。
| 洗剤 | 特徴 |
|---|---|
| 酸性洗剤(クエン酸・レモンなど) | 酸性洗剤は、水アカやせっけんカスの掃除に有効。 クエン酸はナチュラル洗剤なので、扱いやすい。 |
| アルカリ性洗剤(重曹など) | アルカリ性の洗剤は、油汚れやヌメリなどに有効。 重曹は粒子が細かくクレンザー代わりにもなり、軽度なサビ落としにも効果がある。 |
| 塩素系漂白剤(カビ取り剤) | パッキンに生えた黒カビに有効。 次亜塩素酸ナトリウムを主成分とし、強力な漂白力・殺菌力を持つ洗剤で、強い刺激臭がある。酸性タイプと混ぜると有害なガスが発生するので、取り扱いに注意が必要。 |
水アカは酸性洗剤で落とす
水アカには、クエン酸やレモン、お酢などの酸性洗剤を使うと効果的です。
また、酸性の洗剤はせっけんカスにも有効です。せっけんカスには酸性とアルカリ性の2種類がありますが、水道水に含まれるカルシウムなどと混ざったアルカリ性のせっけんカスなら酸性洗剤で落とせます。
掃除手順
- クエン酸水を水アカにスプレーする
- 10分ほど放置して浸け置きする
- スポンジでこする
- 水で洗い流し、乾いた布で水気を拭き取る
水アカは、放置すると落としにくくなります。白っぽいくもりが気になったら早めに掃除しましょう。
油汚れ・ヌメリは重曹で落とす
油や食品による汚れ、ヌメリ、油汚れなどと混ざった酸性のせっけんカスには、重曹を使った掃除が有効です。
粉末タイプの重曹をクレンザー代わりに使い、汚れをこすり落としましょう。
掃除手順
- 粉末のまま重曹をシンクに振りかける
- 少量の水を加えて重曹をペースト状にする
- やわらかいスポンジでこすり洗いする
- 水で洗い流し、乾いた布で水気を拭き取る
ステンレスのシンクは、強くこすると傷がつくおそれがあります。こすり洗いをするときはやわらかいスポンジを使い、力を入れすぎないように注意してください。
サビは重曹の浸け置きで落とす
缶詰などの金属製のものをシンクに長時間置いておくと、赤っぽいサビが付くことがあります。このような「もらいサビ」は、軽いものであれば重曹ペーストやメラミンスポンジで落とせます。
掃除手順
- 粉末の重曹をサビ部分に振りかける
- 少量の水を加えて重曹をペースト状にする
- 10分ほど放置して浸け置きする
- やわらかいスポンジでこすり洗いする
- 水で洗い流し、乾いた布で水気を拭き取る
水でぬらしたメラミンスポンジで、サビを軽くこする方法もあります。ただし、メラミンスポンジはシンクに傷がつきやすいため、こすりすぎには注意が必要です。
サビを防ぐには、シンクを使ったあとに水気をしっかりと拭き取ることが大切です。また、金属製のものをシンクに置きっぱなしにしないようにしましょう。
パッキンの黒カビはカビ取り剤で落とす
シンクと天板の継ぎ目に使われているパッキンは黒カビが発生しやすい場所です。黒カビは、水分や汚れなどを栄養にして繁殖します。
パッキンに根を張った黒カビは非常に落ちにくいので、カビ取り剤(塩素系漂白剤)を使って掃除します。
掃除手順
- まずは食器用の中性洗剤と古歯ブラシで、表面の汚れを落とす
- 水で汚れと洗剤を洗い流し、乾いたタオルで水分を拭き取る
- カビが生えている部分にカビ取り剤を塗布する
- 乾燥しないようにラップで覆い、10分ほど放置して浸け置きする
- 水でしっかり洗い流す
- 乾いた布で水気を拭き取る
注意点
カビ取り剤は刺激が強い洗剤です。使用するときは換気扇を回し、ゴム手袋・マスク・ゴーグルを着用して、洗剤が身体に触れないようにしましょう。
また、カビ取り剤(塩素系漂白剤)と酸性洗剤(クエン酸やレモン、お酢など)が混ざると、有毒なガスが発生して大変危険です。カビ取り剤を使う際は、酸性のものと混ざらないよう、別日に掃除するか、先に使った洗剤を十分に洗い流してから次の洗剤を使用してください。
シンク掃除の頻度と予防方法

シンクを清潔に保つには、汚れてから掃除するよりも、日頃から汚れをためないことが大切です。シンクの汚れは、毎日のちょっとした習慣で予防できます。
ここでは、シンク掃除の理想的な頻度と、簡単にできる汚れの予防方法を解説します。
理想の掃除頻度
シンクの掃除頻度は、以下の2パターンを組み合わせるとよいでしょう。
- 毎日:軽く洗う(所要時間1〜2分)
- 週1回:念入り掃除(10〜15分)
毎日の掃除ではシンクを軽く洗い、水気を拭き取るだけで十分です。週に1回は、シンク全体の汚れをリセットするつもりで排水口や三角コーナーなどもあわせて念入りに掃除しましょう。
汚れを防ぐコツ
シンクの汚れを予防するポイントは、以下の3つです。
- 使用後に水気を拭き取る
- 残飯などのゴミを残さない
- 定期的に掃除する
シンクの汚れのなかでも、特に厄介なのが水アカです。水滴が蒸発する過程で発生するため、使用後に水気を拭き取っておけば予防できます。
また、油汚れやヌメリを防ぐには、排水口や三角コーナーに食べカスやゴミを残さないことが重要です。調理や洗い物をしたら、その都度捨てるようにしましょう。
こうした日々の習慣に加えて、定期的に掃除することで、汚れが付着しにくい状態を保てます。
落ちない汚れはプロにキッチンクリーニングを依頼

長年蓄積した水アカやサビは、家庭用洗剤だけでは落としきれない場合があります。
無理にこするとシンクを傷つける原因になるため、その場合はプロのキッチンクリーニングを利用するのがオススメです。
キッチンクリーニングの内容は業者によって多少異なりますが、基本的な清掃範囲はおおむね共通しています。
| 清掃範囲 | 内容 |
|---|---|
| シンクまわり一式 | 水アカ・せっけんカス・油汚れの除去、排水口の洗浄 |
| ガスコンロ・IHクッキングヒーター・魚焼きグリル | 五徳やバーナーの洗浄 焦げ付きや油汚れの除去 |
| 調理台・作業スペース | 油汚れやくすみの除去、表面の拭き上げ |
| 収納扉・表面 | 手垢・油汚れの除去、表面の拭き上げ |
| キッチン壁面(コンロ周り) | 油汚れの除去、表面の拭き上げ |
忙しくて掃除の時間を確保しにくい場合にもキッチンクリーニングがオススメです。
「キッチンクリーニング」ならおそうじ本舗にお任せ!
おそうじ本舗の「キッチンクリーニング(※1)」では、シンクや蛇口に付いた水アカやヌメリなどの汚れの除去に加え、排水口の清掃も丁寧に行います。水まわりだけでなく、コンロ周辺にこびりついた油汚れにも対応しているため、キッチンの汚れをまとめて落としたいときに便利です。
五徳や魚焼きグリルなど、取り外せるパーツは外したうえで、専用の洗剤に浸け置きします。汚れをやわらかくしてから洗浄するため、頑固な油汚れもしっかりと取り除けます。
このように、汚れの種類に合わせて洗剤や機材を使い分け、家庭では落とせない汚れにも対応できる点が、キッチンクリーニングを利用する大きなメリットです。
さらに、キッチンの照明、戸棚、壁面などもサービスに含まれるため、普段は掃除が行き届かない場所までキレイに整えられます。
忙しくて掃除をする時間がないときや、自分では落とせない汚れに困っているときは、おそうじ本舗のキッチンクリーニングを試してみてください。
オススメのオプション
おそうじ本舗では、必要に応じて選べるさまざまなオプションも用意されています。
基本サービスの範囲以外で気になる部分がある場合は、オプションの利用も検討しましょう。
換気扇クリーニングセット
「キッチンクリーニング」と「レンジフード・換気扇クリーニング(※1)」は、それぞれ単品で依頼するよりも、セットで依頼するほうがお得です。
換気扇は表面やフィルターだけでなく、分解して内部のファンも洗浄するため、家庭での掃除よりも細かな部分までキレイにできるのが特長です。
取り外したパーツや部品は、オリジナルの専用洗剤に浸け置きしたあとにブラシで丁寧に洗浄し、油汚れをすっきりと落とします。
お手入れ簡単コーティング
「お手入れ簡単コーティング(※2)」は、撥水・防汚・素材保護の効果があるコーティングです。
クリーニング後に水まわりをコーティングすることで、撥水効果により汚れが付きにくくなります。汚れが付いても落としやすくなるので、毎日のお手入れにかかる時間を大幅に減らせるのがうれしいポイントです。
さらに、コーティングによってシンクを汚れや傷から守る効果も期待できます。
クリーニング後の清潔な状態を長くキープしたい方や、普段の掃除を少しでもラクにしたい方にオススメのオプションです。
(※1)汚れの状況により、完全に除去できない場合がございます。
(※2)全ての汚れの付着を防ぐものではありません。使用状況によりコーティングの効果期間は異なります。
まとめ|シンク掃除は「やり方」と「習慣」で差がつく
毎日使うシンクは、日頃のお手入れで清潔さに差が出ます。
シンクを掃除するときは、次の3つのポイントを意識しましょう。
- こまめに掃除して汚れをためない
- 汚れに合った洗剤を使う
- ステンレスはヘアラインに沿って、やさしくこする
また、水アカを防ぐには、水を使ったあとに乾拭きして水分をできるだけ残さないようにすることが大切です。まずはこうした毎日の簡単な掃除から始めて、キレイなシンクを維持しましょう。
もし、「忙しくて掃除の時間が取れない」「どうしても汚れが落とせない」という場合は、無理をせずにプロのキッチンクリーニングを利用するのがオススメです。プロに任せれば、自分で掃除するよりも確実にキッチン全体をキレイにしてもらえます。
食事を作るキッチンは、常に清潔にしておきたいものです。毎日のこまめなお手入れとプロの力を上手に使い分けながら、無理のない範囲で清潔なキッチンを保っていきましょう。
この記事の監修者
ハウスクリーニング商品開発尾崎 真
おそうじ本舗の商品・サービス開発責任者を務め、国家資格であるハウスクリーニング技能士。 住まいのお掃除のコツや、暮らしに関するテクニックなど、お家で役立つ情報について満足していただける内容の改修を行っています。
おそうじ本舗 自分でできるお掃除術 監修者について

